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愛犬のしつけ – まずどんなしつけをするといいのか

迎えたばかりのワンコにどんなしつけをしたらいいのでしょうか。

そもそも犬にしつけをすることが必要なのでしょうか。
愛犬を迎え入れたなら、愛犬に少しでも長く楽しく家族の一員として暮らしてもらいたいと思うのではないでしょうか。毎日の生活をお行儀よく過ごしてもらいたいし、いろいろな場所へ一緒に出かけたい。お友達の家の他のワンコたちとも仲良く過ごしてもらいたい。望みは高まることでしょう。
そのようにご自分の愛犬がいい子になってくれるためには、やはりしつけは欠かせません。

では、どんなしつけからはじめていけばいいのでしょうか。
まずは、犬種にもよるかもしれませんが、トイレトレーニングから始める必要があります。外にいかないとトイレができないと悪天候などのときや長時間愛犬だけでお留守番しないと行けないときなど困ってしまいます。

次に「お手」、「おすわり」がポピュラーでしょう。このようなしつけをなにか犬が行う芸の一種の様に勘違いされる方も少なくありませんが、こうしたお手やおすわりなども立派なしつけなのです。
興奮して動き回ったり、吠え続けてしまう愛犬を一言で落ち着かせて座らせることができるということは重要です。また、散歩の後に手足を吹いてあげる際にもお手ができるとできないではだいぶ違います。

また、「ふせ」でその場に身をかがませることも、犬の行動を制限するたいへん重要なしつけです。

こうした一般的なしつけの他に身につけると役に立つしつけとしてどんなものがあるでしょう。

飼い主さんが床に足を伸ばして座り、その間に犬を仰向けにお腹を出させるようにしつけることも役に立ちます。
犬種や個体差にもよりますが、お腹を見せることを頑なに拒む犬も少なくありません。お腹を出させることは主人への服従を示すだけでなく、健康管理面でも役に立ちますので、こうしたことができるようにしつけておきたいものです。

他にも例えば「ドロップ」などと声をかけて、咥えているものを離させるしつけ。これも拾い食い防止やおもちゃを離さないなど犬のわがままを防止するのに役立ちます。

このように少しずつ、飼い主からのコマンドを理解して、その言いつけを守るようにしつけをしていけば、日々の生活の中で愛犬に困らせられるということも少なくなっていくでしょう。